この世界に入る前から、祖父が作るテーラードの仕立てをずっと見ていたり、、、
古着屋さんに行って「〜年代のデニムが欲しい」とか「〜戦で使用されていた〜軍の降下服が欲しい」とか、、、
単に服が好きというより、その時に作られていた背景(意味)のある服(モノ)が好きだった。
ブランドを始めスポーツというものに意識をする中で、最近ではスポーツブランドとモードの関係や、機能素材の開発、発展には驚かされることが多々ある。
しかし、そんな意識の無かった時代、機能素材など無かった時はどんなスポーツウェアがあったのだろう?
昔のベースボールシャツやサイクリングシャツはウール地で作られていたり、今みたいな軽量素材や吸水発汗の素材など無かった時は綿やポリエステルの重く硬い素材だったり、、、
動き易さや着心地を考えられたパターンやディテールは今でも変わりなく使われているものも少なくない。
でもそんなモノや素材でも、経年変化によって出てくるスレやヨレ、風合いが僕にとってはたまらない。
いわゆる味というやつが。。。
最近よく取り上げられるアウトドアウェアや様々なスポーツウェアの優れた機能性や技術は確かに素晴らしいと思う。
ただ、服とはそれだけでは成り立たず、ファッションとは着こなしも含め楽しむ事も重要である。
「このディテール、無くても不便ではないけど合った方がカッコいい」
「多少の無骨さがあってもこのシルエットが面白い、そこがこの服の雰囲気だ」
こういった無駄も大事にしていきたい。。。
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